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飲料水にも利用できるFRPタンク

FRPタンクに使用されている素材のFRPは日本語では繊維強化プラスチックと呼ばれ、エポキシなどの樹脂にガラス繊維や炭素繊維などを混合して耐久性や耐水性などを高めたものです。

その一方で熱には比較的弱く、保存できる液体には一定の制限がありました。

もちろん基準を満たす範囲であれば安全に長期保管することが可能ですが、この優れた素材と使い勝手の良さから、さらなる応用が模索されてきました。

そんな中で富士化工株式会社が開発したFRPタンクは、様々な基準をクリアし、飲料水にも利用することが可能となりました。

同社が長年培ってきたノウハウをしかし、耐熱性を高めることで原材料が溶解して保存している水に混入するなどの懸念が払拭されたことから、これまで保存できた様々な液体に加えて飲料水も安全に保存することが可能です。

この優れた機能は高く評価され、災害時には被災地での飲料水の配布にも利用された実績があります。

FRPで作られていることから軽量で運搬や組み立て、設置がしやすく、迅速に被災地へと駆け付けて多くの人々の喉を潤したり生活用水を供給したのも記憶に新しいところです。

工場でトラックに積載できる程度の大きさのパーツが作られた状態で運搬され、現場で素早く組み立てることが可能です。

もちろんこの優れた性能は他の分野でも応用でき、工業用の薬品や廃液などの保存にも数えきれないほどの採用事例があります。

富士化工株式会社が開発したFRPタンクは軽量かつ堅牢性が高いことから、様々な現場で大活躍しています。